\レツゲ発売/

おめでたい、まじでおめでたい。

4月24日を国民の祝日としましょうぞ!(レツゲ記念日)

 

インタビューなどで語っていた「自身の財産となるようなアルバム」って表現にグッときたけど、実際にアルバムを聴いてみたらまさにそんな「飯塚さんの音楽集」だった。

1曲1曲が濃くて存在感がある。

7曲入りって一見少ないかもだけど、どの曲も手が込んでいて十分お腹いっぱいになれる!(ちょっとお高めのコース料理みたいね)

飯塚さんの曲のどんなところが好きかって、曲の中のスキマの埋め方(音の置き方)がすごく気持ちよくて好きなんだよなぁ。美。芸術。

 

わたしはWay Homeがいちばん好き。

曲名をみた時点であぁたぶんやばいだろうなぁと察したけれど、聴いたら本当にその通りだった。財産に相応しい、辛くて苦しくて格好良くて美しい演奏だった。届けてくれてありがとう。

 

実はHOPE forのコーラス募集に応募しなかった(バカ正直に毎日練習?していたのに最後に勇気が出なかった)ことが自分のなかでモヤモヤとして残り続けていた。

けれど、6月のツアーのときにちょっとでも声を出せたらそれでいいかな!と楽曲を聴いたときに優しくフワッと思えた。

 

ここ1ヶ月自分がポンコツすぎるゆえに、ストレスが身体に出てしまう頻度が増えていて(肉体に出るおかげで心は普通)、逃げるか逃げないかばかりを考えていた。

今のままだったらいつか自分の心も歪みかねないからどうかしなきゃなぁ…と悩んでいたタイミングで、アルバム発売ウィークが来てくれた。助けられた。

 

Way Homeのギターを聴いたら大丈夫だわたしは負けないとなぜか自然に思えたし、きのうの生配信をみてやっぱりそうじゃんと思って大人気ない泣き方をした。

 

始まりはただ音楽を好きになって、どんな人がつくっているのかまでは分からない状態だったけれど、偶然好きな音楽をつくってくれた人が、というか好きになった人がこんなに優しい人で本当に幸せだと思う。

優しい人の優しい言葉があるから、わたし達は道を間違えてもまた何度でも帰ってこれる。